ゲーミフィケーションで料理上手に!?料理トレーニングアプリ「たべドリ」

料理のアプリと言えば、特定の献立の”作り方”を知る事が出来るものを連想する方が多いと思いますが、どんな献立にも活用できる料理の基礎知識を、ゲーミフィケーションを活用して楽しく学ぶことが出来るアプリをご存知でしょうか。

今回は『たべドリ -料理のトレーニングアプリ-』をご紹介します。

 

たべドリ -料理のトレーニングアプリ-

 

[出典元:https://tabedori.jp/]

 

 

■『クックパッド』が提供する新感覚料理トレーニングアプリ

レシピサイトで知られるクックパッド株式会社(以下クックパッド)は、2019年9月24日に、「ユーザーの料理の腕を上達させる」をテーマに開発されたアプリ「たべドリ -料理のトレーニングアプリ-」をリリースしました。
このアプリが生まれた背景には、「レシピ依存」の問題があったようです。

クックパッドの調査によると、料理に関する悩みの中で「レシピを見ないと作れないことが多い」と回答した人の割合、20代で39.7%、30代で34.6%もいる事が分かったようです。
そこで、レシピに頼らずとも料理を作れるようになる事をサポートするアプリとして、「たべドリ」が生まれました。

■料理には方程式があった!

「たべドリ」には下記の特徴があります。


「食材」「調理法」「味つけ」を知る事で料理の”発想力”が身につく

たべドリではレシピを検索する事がありません。
その代わりに、「食材」×「調理法」×「味つけ」の要素をそれぞれ組み合わせて料理をつくります。

「調理法」や「味付け」を独立して覚える事が出来るので、今日の食材を起点にして、
自分の感覚で組み合わせを考え楽しむ”発想力”が身につきやすくなるのです。

解説付き動画を見ながら調理が出来る

動画には調理時の注意点、コツなどが丁寧に吹き出しで解説されている為、失敗がしにくいです。
また、動画になっている為、実際に動画を見ながら料理をする事が出来ます。

汎用的な味つけを感覚的に覚える事が出来る

たべドリのユニークな機能の一つが調味料の分量を、感覚的に理解できるイラストで表現している事です。
通常のレシピサイトには当然のように記載される大さじや小さじなどの具体的な計量は出て来ません。

これにより、ユーザーは感覚的に分量を覚える事が出来る為、
自分が美味しいと思う食べ方や、味加減で作れる技術を身につけることができます。

 

[出典元:アプリ内画面]

■基礎の反復練習が楽しくなる「たべドリ」のゲーミフィケーション

たべドリは、その名前の通り、ドリル形式の料理トレーニングアプリです。
ただ、ひたすらドリルをユーザーにこなさせるものだとすると、
おそらくユーザーはモチベーションを維持できなかったり、飽きてしまい、長続きはしないでしょう。

そこで、「たべドリ」にはいくつかのゲーミフィケーションの要素が組み込まれており、
これによりユーザーは楽しく続ける事が出来るのです。
それでは、「たべドリ」で活用されているゲーミフィケーション要素についてフォーカスしていきたいと思います。

毎日日替わりで表示されるお題=ミッション

アプリを開くと、毎日日替わりで料理のお題が更新されていきます。
ユーザーは表示されたお題の中から好みのお題を選択して、実際に料理に挑戦します。
料理に挑戦した後は、写真撮影や評価、コメントなどの記録を残す事で、お題クリアとなります。

この「課題の提示」と「達成」を繰り返すサイクルは、ゲームにおける「ミッション」と同じ仕組みといえるでしょう。
また、たべドリのお題には、参加しやすい仕組みが備わっています。

お題は「ケチャップをつかって好きな具材を炒めてみよう」など、
手軽に挑戦できそうと思えるものが並んでいる為、料理が得意ではない人でも、挑戦しやすい設計になっています。
また、毎回お題の表示数を5つほどに絞っている為、ユーザーはあまり迷わずにお題を選択する事が出来ます。

選択肢が多いと選択する事をやめてしまうという心理は、行動経済学において「決定回避の法則」といわれています。
これは、社会心理学者シーナ・アイエンガーの論文「Choice and its Discontents」に掲載された「ジャム実験」で、人は選択肢を与えすぎると、決定(選択)しない心理になりやすいということを証明したことでも有名です。

 

[出典元:アプリ内画面]

ユーザーの習熟度に合わせたステージ解放=レベルデザイン・アンロック

お題には、難易度が段階的に上がっていくステージ機能があります。
例えば、あるお題を5回クリアすると、より難易度の高いお題が表示される仕組みになっています。

これにより、ユーザーは突然難易度の高いお題に挫折することなく、料理の腕をステップアップする事が出来るのです。

これは、ゲームにおいて、プレイヤーのレベルが上がっていく度に、敵が強くなったり、
新たなダンジョンが解放されていく、レベルデザインアンロックの要素と言えます。

 

実績ページでの成果の可視化=バッジ・図鑑

毎日のお題を繰り返し挑戦しクリアする事で、実績ページにて数値やグラフで進捗の可視化がされていきます。
これにより、ユーザーは、どんな基礎的な調理方法をどれぐらい出来るようになったのかが可視化され、
行動の蓄積と成長を実感できるようになっています。

これは、ゲーミフィケーションにおける、バッジや図鑑といった要素に当てはまります。

 

[出典元:アプリ内画面]

 

 

▼「たべドリ」におけるゲーミフィケーション要素のまとめ
・POINT1:日替わりのミッションで、ユーザーは楽しみながらかつ気軽に料理への挑戦が可能
・POINT2:習熟度に合わせてお題の難易度が上がっていくレベルデザインにより、挫折することなく継続して挑戦出来る
・POINT3:実績や進捗が可視化される為、成長を実感しやすく、もっとクリアしたいという欲求が高まる

 

■まとめ

筆者も、結構料理は作る方なのですが、なかなか献立のレパートリーが広がっていきませんでしたが、
この「たべドリ」に出会った事で、料理の方程式「食材」×「調理法」×「味つけ」をしっかり身につけて、献立レパートリーをもっともっと増やていきたいと思います。


◆「たべドリ」のダウンロードはこちら

iOS

 

この記事を書いた人

江村 稔

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マネージャー
ソーシャルゲームタイトルの運用移管プロジェクトの責任者として、海外配信タイトルや有名IPタイトルを含む、6タイトルの移管を実現。数々のソーシャルゲーム運用経験を生かし、現在はゲーミフィケーション事業の推進に貢献。