家電量販店のヤマダ電機にはポイントカードのポイントがもらえるスロットが設置してあるのをご存知でしょうか?
ヤマダ電機公式アプリをスマートフォンにインストールしておき、来店時に自分のバーコードを表示してスロットマシンの読み取り窓にかざすと無料のスロットが回せるといったサービスです。
来店するだけで楽しめるゲーミフィケーション要素を取り入れた事例としてヤマダ電機『来店スロット』をご紹介します。
※2020年9月現在は来店スロットは実施しておりません。ご注意下さい。
出典元: https://twitter.com/labi_hiroshima/status/1011166869972135937 より
■何ポイントもらえるのか?
この来店スロットでもらえるポイントはスロットの内容によって変わってきます。
・1等→4,000ポイント
・2等→500ポイント
・3等→50ポイント
・4等→30ポイント
・5等→10ポイント
・6等→1ポイント
といった形で必ず「何等」と表示され、最低でも1ポイントは獲得できる仕組みになっています。
獲得したポイントはヤマダ電機の1、2等は沢山ポイントが獲得できて魅力的ですが、滅多にあたらずほとんどの確率で3〜6等が当たるとのことです。
また、スロットを回すことでポイントの有効期限が延長されるため、来店するだけでポイントが消失してしまうのを防ぐことができます。
■単なるポイント付与サービスではない
通常の店舗などの事例だと、ポイントを付与するのみも多くありますが、ヤマダはスロットという抽選の体験が出来ます。このスロットを回す事が出来る部分が大きな差別化になっていると思います。
ではなぜ、スロットは人の射幸心を煽るのでしょうか?
スロットやガチャなどのコンテンツは、ランダムでの抽選、シークレット要素などがある為、人を心理的な欲求にアプローチする事が出来るのだと思います。
また、スロット画面にも様々な演出が工夫されています。
・残り回数が表示される→再来店客を獲得
・ポイントのサービス時期を作り期間限定の映像演出→新商品の売り上げを伸ばす(期間限定で50pt確定で獲得など)
このスロットには販売者にとってもメリットがあります。
スロットの行動履歴と、購入データを元に、ユーザーがいつ来店して何の商品を購入したのか、どういった行動をしたのか分析しています。
通常は購入時のデータしか取れないですが、スロットマシンを取り入れることで購入以外にこのユーザーがどういう行動や性質を持っているかの重要なデータの人になりえるのだと思います。
そして、さらなる需要が期待出来る商品展開へとつなげられていきます。
■その他の機能
公式アプリをインストールしていなければ来店スロットは回すことができませんが、このアプリにはスロットの他にも、便利な機能があります。
例えば、しばらく来店せず期間があくと、店舗側のシステムがデータをもとに判断し、定期的にお得情報をスマホに送信します。
このようにゲーミフィケーションを活用して来店を促しつつ、データを分析して需要獲得へと導いているのです。
ヤマダ電機『来店スロット』におけるゲーミフィケーション要素をまとめると下記となります
・POINT1:スロットのランダム抽選により射幸心が高まる
・POINT2:残り回数表示をする事で、サンクコスト効果により再来店したいという気持ちにさせる
・POINT3:期間限定の演出によりさらにユーザー体感を高める
ヤマダ電機の『来店スロット』はつい来店したくなる仕組みを上手く活用し、来店客を増やすためにとてもよく考えれらた仕組みだと感じます。
今は来店するだけでは回せなくなってしまいましたが、筆者はPCやスマートフォンなどのガジェットが好きなので、1回の買い物で1,000円以上はすぐに超えてしまいます。
同じようなガジェット好きの皆さんも、そうでない方も『来店スロット』を活用し、お得にお買い物をしましょう。