流通小売・外食チェーンの夏の電気代をAI活用で抑制 次世代エネマネ「エナッジ」デマンド対策アクションの新機能搭載

  • 2020年10月21日
夏は消費電力の高いエアコンの使用や冷ケースなどの冷却負荷が大きくなり、電力使用量が一年の中で最も多く、一番使用の少ない11月と比較すると約1.5倍増加します※。30分間に消費された電力の平均値をデマンド値と言いますが、このデマンド値が一番高くなる季節が電気使用量の増える夏場です。一年のうち一番高かったデマンド値が契約電力として設定され、基本料金を左右し、電気使用料金にも大きく影響してきます。そのため、夏の電力使用量を抑えることがコスト削減へとつながります。
(※当社調べ。東京エリアのスーパーマーケット1,890事業所の毎月の平均デマンド値から算出)

2018年6月のサービス開始以来、エナッジでは、AIが予測した電力使用量に基づいた推奨省エネアクションを表示し通年を通した電力使用量を抑える機能を中心に、ピークタイムをカウントダウン方式でリマインドする「AIデマンド予告」などのデマンド対策機能を、スーパーを中心に、量販店(家具・衣料)、ドラッグストア、外食チェーン、運輸施設など、幅広い業態の売場や事務所スペースで約3,200事業所に提供しております。

この度、お客さまの今夏のデマンド対策として、ピークタイムが一覧で把握でき、各事業所の対策実施状況を本部で把握することができるよう新たに機能を追加いたしました。

 

【リニューアルのポイント】
●デマンドピークタイムをまとめて表示・更新
契約電力超過の危険性がある時間帯を、省エネアクション項目群の1番上にまとめて表示することで、デマンド対策実施のタイミングが一目でわかるようになりました。

●デマンド対策アクションの実施状況を把握
デマンド対策アクション項目をタップすると、季節・時間帯に応じて実行すべきデマンド対策を一覧表示。どのデマンド対策を実行したかはチェックボックスにより記録され、本部担当者は事業所ごとの実施状況を把握することが可能になりました。

●AIデマンド予告機能と併用して今夏のデマンド対策を強化
AIが予測した電力使用量に基づいたリマインド機能「AIデマンド予告」を搭載しているため、リニューアルした機能と併せて活用いただくことで、より効果的なエネルギーマネジメントが実行可能です。
 

■エナッジとは?
AIを活用し、省エネアクションの提案まで行う日本初のアルゴリズムを実装した次世代エネルギーマネジメントシステム。スーパーを中心に、量販店(家具・衣料)、ドラッグストア、外食チェーン、運輸施設など、幅広い業態に適用できるシステムです。

日本全国で流通・小売業やアミューズメント業など約6000の事業所や事業所にエネルギーマネジメント支援サービスを提供する弊社サービス「見えタロー®」に蓄積された、各事業所の過去の気温や使用電力量のトレンドなどの実績データをもとに、予報気温に応じて事業所ごとに24時間先までの使用電力量を予測するAIを伊藤忠テクノソリューションズ株式会社と共同で開発。事業所ではタブレットにより、エネルギー利用状況や電力使用予測、その分析を踏まえた、「今日の省エネTODO」を知ることができ、省エネアクションに繋げることができるなど、行動経済学の「ナッジ理論」を採用した自発的な行動変容を促す仕組みとしています。

 
■株式会社アイ・グリッド・ソリューションズについて
アイ・グリッド・ソリューションズはビジネスと暮らしの電力使用量を削減。AIによるエネルギーマネジメント、企業や家庭向けの電力供給、太陽光発電によるVPP事業を展開し、分散型電源を中心としたエネルギープラットフォーム構築を目指します。

社名:  株式会社 アイ・グリッド・ソリューションズ
本社所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町3-7-4
代表者:代表取締役社長 本多 聰介
資本金:480百万円(2020年8月末)
従業員:100名
設立:2004年 2月
会社HP:http://www.igrid.co.jp/

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