昨今新型コロナウィルスによるニューノーマルなど、将来の予測が難しい世の中において、自分自身の答えを考える力や自分の意志で結論を導き出す力、それを表現する力といった21世紀[片岡1] 型スキルがこれまで以上に求められています。また、今年から開始された新学習指導要領では、一方的に知識を得るだけでなく、「主体的・対話的で深い学び」いわゆるアクティブ・ラーニングの視点からの授業改善を行い、子どもたちが生涯にわたって能動的に学び続けることを目指しており、公教育においても様々な取り組みが始まっています。
ファンファンキッズは、キャリア教育への関心度が高く、子どもたちが前のめりに主体的に学べるツールとして、小学生から“夢”や“目標”を持ち、“社会で必要な力”を育む疑似体験型ゲーム教材「子ども未来キャリア」を導入しております。「子ども未来キャリア」は、使用する教材やオリジナルゲームが緻密に考えられており、子どもたちが楽しく学べる要素がちりばめられています。ファンファンキッズは、英語が学べる複合型学童として「楽しく正しく学ぶ」ことをモットーに、英語のカリキュラムを制作しレッスンも工夫しているため、子どもへの学びの姿勢が合致し「子ども未来キャリア」の導入並びに、体験会の実施を行ってきました。これまでも3回の体験会を実施しており、保護者からは「子どもの意識が変わった」など好評をいただいております。
2020年8月23日(日)に実施した「子ども未来キャリア」体験会では、120分を通して「友達と協力する大切さを知る」ことをテーマにした新しい教材を用いたゲームを行い、ファンファンキッズに所属している小学2年生から6年生までの計9名が2チームに分かれて参加しました。ゲームではまず、それぞれの子どもが自分の担当する国にいる病人を治療するために、畑を開拓し、薬草を育て、クスリを作っていきます。ゲームが進むと、自分の国で開発できるクスリでは治療できない病人がいることに気付き始め、他の子どもたちと薬草やクスリを交換することで、自分の国の病人を治療していきます。チーム全員の国から病人がいなくなるよう、チーム全員で協力していきます。今回の体験会は特に子ども達が意見を出し合う場面が多く、今まで以上に盛り上がりを見せました。通常のゲームでは勝ち負けを競うことが目的となり自分本位になりやすくなる一方で、体験会では「みんなで協力すること」によって得られるメリットの大きさに気づくことができました。さらに、独り勝ちによる優越感だけではなく、みんなで目標をクリアする達成感を得られました。
今後もイー・ラーニング研究所は、子どもたちがより自由な発想や学びを得られる場の提供や、夢や目標を描けるようなサービスを展開し、一層の教育・社会・経済への貢献を目指して参ります。
【ファンファンキッズ スクール長 若林泰孝様よりコメント】
他の体験型学習イベントは過去にも何度も参加したことがあります。「きっかけ」という意味ではどれも貴重な体験になりました。 しかし、残念ながら多くは「体験」で終わってしまうことが多いように感じます。 「子ども未来キャリア」では、体験会での学びを継続するための工夫もきちっとされており、体験からさらに深い学びへと誘導することが可能だと感じます。体験会で終了ではなく、体験会を入り口として子どもたちのキャリア教育に繋げられたらと思います。
今後も「子ども未来キャリア」の教材を使い毎月2〜3回の体験会を実施できたらと考えています。また、スクール としては、「子ども未来キャリア」を一つの入り口として、さらに深い学びや体験ができるサービスを提供できるように準備中です。子どものキャリア教育は、これからの時代を生きるために本当に大事な教育です。しかし、学校でこのキャリア教育をしっかり取り組むこと[片岡1] ができるまでにはまだ10年ほどかかると私は考えています。その間も子どもたちは成長していきます。教育の環境が整うまで子ども達の成長を止めることはできません。今こそ私たち民間のスクールが先頭に立ち、日本のキャリア教育を引っ張っていく必要があると考えています。
【「子ども未来キャリア」体験会概要】
■日時:2020年8月23日(日)10:00~12:00
■場所:ファンファンキッズ
■住所:大阪府箕面市如意谷4-3-11
■主催:ファンファンキッズ
■URL:https://www.funfun-kids.com/
【「子ども未来キャリア」概要】
「子ども未来キャリア」は、小学生から“夢”や“目標”を持ち、“社会で必要な力”を育む疑似体験型ゲーム教材です。夢・目標を持てるための「キャリアビジョン」と、夢・目標を叶えるための「ビジネススキル」の両輪を育みます。「QMIメソッド」と呼ばれるアクティブ・ラーニング型の独自メソッドを用いて授業を実施します。
■URL :https://force-academy.jp/kodomo-mirai-career/
■教材対象年齢 :小学1年生~小学6年生
■販売対象 :全国の子ども向けスクールや学習塾など教育関係の組織・企業
■カリキュラムの特徴:
キャリア教育とは、本来社会人が教わるもので、とても難しいものです。そのため、子ども未来キャリアでは、「QMIメソッド」と呼ばれるアクティブ・ラーニング型の独自メソッドを用いて授業を行います。使う学習ツールは子どもたちに具体的想起をうながす「スライド投影」と学習テーマを疑似体験できる完全オリジナル「テーブルゲーム(ボードゲーム・カードゲーム)」です。「QMIメソッド」では、子どもたちが自分のこととして体験できるため、意欲的かつ、効率的に楽しみながら学ぶことができます。
■学習テーマ:
子ども未来キャリアで扱うテーマは、主に「21世紀型スキル」をもとにしています(上表)。21世紀型スキルとは、国際団体ATC21s(※)によって定義された「21世紀以降のデジタル時代に必要とされるスキル」のことです。その他にも、世界の先進国と比べて日本が遅れを取っている教育(投資やディスカッションなど)も取り扱っています。これらのテーマを12個の教材で学ぶことができます。
(※)ATC21s:マイクロソフトやインテルといった世界的に有名なIT企業によって組織された国際団体
【株式会社イー・ラーニング研究所】
名称 :株式会社イー・ラーニング研究所
本社 :大阪府吹田市江坂町1丁目23-38 F&Mビル6F
東京支社:東京都港区港南1丁目8-40 A-PLACE品川1F
代表者 :代表取締役 吉田 智雄
URL :http://e-ll.co.jp/