ウィズワークス株式会社が主催する社内報アワードは、全国規模の社内報企画コンクールと、審査で決定した優秀企画の表彰イベントからなる、年に1度の社内報の祭典です。2002年より開催され、今年で19回目を迎える企画です。
当社は、20周年を迎えた今年はじめて社内報アワードに応募し、社内報「Tsunagari(つながり)」が、紙社内報部門(1冊子 19ページ以下)で、ブロンズ賞を受賞することができました。
- 制作背景
当社は、創業当時より、認知症ケアを専門に取り組んできましたが、今一度認知症ケアについて考える機会にしたいという思いから、認知症当事者の丹野智文氏と「日本一かっこいい介護福祉士」として全国で講演活動を行う杉本浩司による、認知症当事者の方の視点にたった認知症ケアに関する対談を特集。
また、島根大学や島津製作所等と共同で行う認知症の予防・改善に向けた研究の内容や、事業所にて、自立支援介護の一貫として、家事や料理をご利用者主体で行ったことで、認知症の症状の緩和や社員のモチベーションアップにつながった事例を掲載しています。
- 社内報「Tsunagari」について
社内報「Tsunagari」は、名前の通り、様々な“つながり”を大切にしています。
認知症は、社会的にマイナスなイメージで取り上げられることが多いことから、社内からそのイメージを覆すため、認知症の方を、“支援する”対象としてではなく、望みを実現したり趣味を楽しんでいる様子など、一個人として輝いている姿を取り上げています。これにより、社員には、認知症ケアに対する新たな気づきを得たり、ご利用者とのコミュニケーションのヒントにしてほしいという思いがあります。
また、日々全国でともに頑張る社員を取り上げることで、全国の社員同士のつながりを創り、コミュニケーションのきっかけになればという思いで制作をしています。
- 社内報アワードとは
ウィズワークス株式会社が主催する全国規模の社内報のコンクール。2002年以来、年々支持を集め規模を拡大しており、2020年の応募総数は過去最高の236社となっています。(https://wis-works.jp/award/)