イベント業界におけるDXサービスを拡張していくに当たり、今回を皮切りに企業規模を問わず、積極的にパートナーシップを組んでいきます。日本企業の技術を集約させたエコシステムをサービスとして提供し、課題解決に取り組んで参ります。
本サービスは、2018年、2019年に広島で開催されたアーバンスポーツ大会にて使用されたサービスを発展させ、国民の66%以上が利用する(注3)コミュニケーションアプリ「LINE」をベースとしたサービスとなっております。その為、来場者は新たにアプリケーションをダウンロードすることなく、すぐに利用が可能で、イベント会場での飲食、物販の待ち時間大幅削減や、アバターによる会場のオススメ案内、混雑状況をはじめとする各種通知サービスなどをご提供致します。
イベント主催者には、イベントの価値を最大化する為の行動デザインをベースにした、イベント企画コンサルテーションを始め、イベントの状況を可視化できるデジタル分析レポートを提供致します。
これらのサービスにより、施策のKPI設定とイベント来場者のエンゲージメント度合い、ニーズやインサイト等の把握をすることが出来き、イベント成果をスポンサー各社にスムーズに報告することが可能となっております。
本サービス利用で実現できるイベント企画例
また、本サービスでは従来のセールスマーケティングと異なる次世代マーケティングデータベースの開発にも取り組んで参ります。心理学をベースに消費者を深く理解し、共感性やマッチングの高いサービスを継続的に開発することで、消費者が満足し幸せを感じられるマーケティングの実現を目指しております。
次世代マーケティングデータベース
本発表への両社のコメントは以下となります。
イベント業界のDX化は従来から喫緊の課題でありましたが、COVID-19の影響によって、その流れに加速度がついております。
当社でも、2019年の上場以来、イベント会場における来場者の行動態様調査アプリや、イベント協賛プラットフォームの開発等を通じてイベントのDX化に取り組んで参りましたが、この度のパートナーシップ締結は、次世代マーケティングデータベース構築の第一歩として、今後も継続的に進化を続けていくものと期待しております。
COVID-19の影響により大きく変化したイベントの社会的意義と役割について、NEC社ならびに関係各社の皆様と共に新たな価値を創造して参りたいと考えております。
株式会社フロンティアインターナショナル 代表取締役社長 河村 康宏
今回のプロジェクトはNEC様とイベントの価値最大化という共通のビジョンを持ち、市場調査・サービス構想の段階から携わり実現することが出来ました。
NEC様、フロンティアインターナショナル様を始めとした強力なパートナーと共に事業を推進しイベント業界のDXを実現に向け取り組んで参ります。
株式会社サイシード 代表取締役 中村 陽二
NECはデジタル化がもたらす劇的な変化を積極的に取り込んでいき、お客様と共にNew Normalにおける安全・安心・公平・効率な社会を実現して参ります。
以上
(注1)株式会社フロンティアインターナショナル
http://www.frontier-i.co.jp/
(注2)株式会社サイシード
https://sciseed.jp/
(注3)参照元:LINE Business Guide 2020年7月-12月期(LINE)
https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf
<本件に関するお問い合わせ先>
NEC 東京オリンピック・パラリンピック推進本部
E-Mail:info@forestis.jp.nec.com