ASG-KeioとUJAが国内外の異分野・異世代が交流するハッカソンイベントを現実と仮想現実空間をつなぐ形式で世界初開催!

  • 2021年2月1日
  • 2021年2月1日
The 1st Scienc-ome XR Innovation Hub〜越境し共創する研究シーズの発掘と事業開発〜が現実と仮想現実空間をつなぐクロスリアリティ(XR)型のフォーラムとして、2021年2月20日(米国2月19日)及び、2021年5月15日、16日に開催されます。主催者であるASG-Keio(*1)は、様々な専門性を持つ多くの若手研究者が、所属する機関の枠を超えてアイデアを交換するコミュニティ形成を目的とし、共同主催者であるUJA(*2)は世界各地の日本人研究者を国と分野の壁を超えて繋ぐことを目指し、若手研究者自身が中心となって活動を進めてきました。コロナ禍において地理的・物理的・心理的制約を抱える現在、様々な垣根を超える活動を継続してきたメンバーは、XR技術を活用した新たなシンポジウムを開催し、ハッカソンイベントを通じて、未来に向けたセレンディピティを生み出します。
 

 

このイベントを開催する目的は、社会変革型研究と破壊的イノベーションにとって必要不可欠な要素である「多様性」・「国際性」・「従来の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究」(Human Frontier Science Program (HFSP)による)を体現する場を創造し、①クロスリアリティ (XR) 技術の活用によって現実と仮想現実をつなぎ、国と分野と世代の垣根をこえた研究者の多様性に基づくセレンディピティ(社会変革型研究と破壊的イノベーション)を生み出すこと、②破壊的研究に対する事業性、研究応用への展開を国内外の個人投資家、企業、行政等のステークホルダーと推進すること、③国外のコミュニティを含めて、学生、家族、学校や行政等と連携することで、次世代研究者教育につなげることです。
 

大会長である早野元詞(ASG-Keio代表理事・慶應義塾大学医学部)は、「ゲーム性も活用した会場で“リアルな楽しさ”を実感できる場を目指したい」と語ります。具体的には、「ハッカソン on VR は、ゲーム形式「サイエンティスト脱出ゲームSXR」になっており、参加者、観覧者ともに楽しめるイベントです。未来の世界最高峰AIが研究者、企業界などのデータから導き出した10人のチームは、果たして地球を救えるのか・・・?!」。このように、ゲーム性を持って、楽しみながら自由な発想と、多様な人で作っていくことで社会課題を解決するような研究チームとプロジェクトを作っていくイベントとなる予定です。高校生も参加することで、次世代の若い研究者と一緒に ”Science without borders” という年齢、研究領域、性別、国、そして物理的制限を超えてサイエンスを楽しみたい。

The 1st Scienc-ome XR Innovation Hub 〜越境し共創する研究シーズの発掘と事業開発〜
VRとオンサイトのハイブリッド型にて開催 (日時は日本時間)
2021年2月20日 (土)   8:00-13:00 ハッカソン 13:30-16:30 講演
2021年5月15日 (土)   9:00-13:00 ハッカソン 13:30-16:30 講演
2021年5月16日 (日)   8:00-13:00 ハッカソン

The 1st Scienc-ome XR Innovation Hub
〜越境し共創する研究シーズの発掘と事業開発〜
URL: https://www.scienc-ome.com/sxr

主催:一般社団法人慶應反分野的サイエンス会(ASG-Keio)
         一般社団法人/米国501(c)(3)NPO法人海外日本人研究者ネットワーク (UJA)
共催:(予定含む)
         (ボストン) ロングウッドで朝食を〜Breakfast at Longwood〜
         (シカゴ) ノースウェスタン大学日本人研究者の会 (NUJRA)
         (ロサンゼルス) Southern California Japanese Scholars Forum (SCJSF)
         (東京) 慶應義塾大学イノベーション推進本部、CIC Tokyo
         (京都) 京都府、京都府立医科大学
後援:(予定含む)
         在アメリカ合衆国日本国大使館、東京都、つくば市、科学技術振興機構 (JST)、
         研究大学コンソーシアム (RUC) 異分野融合タスクフォース、
         世界トップレベル拠点形成推進センター(WPI)、京都大学学術研究支援室 (KURA)、
         慶應義塾大学病院臨床研究推進センター
協力:厚生労働省政策研究班免疫アレルギー疾患研究10か年戦略次世代タスクフォース (ENGAGE-TF)、XPLANE
XR Partner:Microsoft Project Users Forum (MPUF)、株式会社メディプロデュース
SDGs Partner:NPO法人ケイロン・イニシアチブ

*1 一般社団法人 慶應反分野的サイエンス会

一般社団法人慶應反分野的サイエンス会:Anti-disciplinary Science Group in Keio
(ASG-Keio)は、サイエンス会様々な専門性を持つ多くの若手研究者が、所属する機関の枠を超えてアイデアを交換するコミュニティ形成を目的とし活動しています。2001年ノーベル化学賞を受賞した野依良治先生によれば、「現代の文明環境は(中略)もはや分野連携というよりは、学境の撤廃、反分野的 (anti-disciplinary) な破壊活動を起こし、あるべき科学の進展を目指すべきであろう。」とあります。医師、研究者としての多忙な日々の中でも診療科、領域を超えた連携のマインドセットを持ち続けることの重要性を鑑み、2017年に6名のメンバーが集まり、Interdisciplinary Science Group in Keio (ISG-Keio) という名称で、慶應義塾大学信濃町キャンパスにおける若手研究者を対象とした有志の勉強会として活動を開始しました。

URL: https://sites.google.com/keio.jp/asg/
代表理事: 早野元詞

*2 一般社団法人/米国NPO法人 海外日本人研究者ネットワーク

一般社団法人/米国501(c)(3)NPO法人海外日本人研究者ネットワーク:United Japanese
Researchers Around the World (UJA)は、海外で活躍する日本人研究者6000人のネットワークのもと、「信頼の見える化によって研究者のWellbeingを育み、すべての日本人研究者が安心して、国際的に活躍するサイエンスの未来を創る」のVisionに向かい、以下3つのミッションを遂行しています。

1:留学を考える人へ情報・支援を提供する窓口の整備
2:日本・国際舞台において活躍し続けるための相互支援とキャリアパスの透明化
3:教育・科学技術行政機関との情報交換および連携

URL: https://www.uja-info.org
代表理事・会長: 足立 剛也



 
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