あなたは○○犬そっくり!? ゲーミフィケーション活用事例

  • 2020年6月10日
  • 2024年8月2日

「○○さんって、犬っぽいよね〜」

「○○さんは、例えるなら猫だよね〜」

なんて、一度は言われたことのあるの方も多いのではないでしょうか?

そんな雑談から発生するコミュニケーションを活性化させる、ゲーミフィケーション活用事例『Dog Scanner』『Cat Scanner』をご紹介します!

引用元:https://apps.apple.com/jp/app/dog-scanner/id1447489158 より


引用元:https://apps.apple.com/jp/app/dog-scanner/id1447489158 より

■『Dog Scanner』『Cat Scanner』は動物愛好家のために生まれた

今回紹介するサービスは元来、犬や猫を飼っている人に向けたサービスとして生まれました。飼い主が飼っているペットの正確な品種を特定できる機能など、動物愛好家が動物をよりよく理解し、自然の多様性について学ぶために生まれたモバイルソリューションです。

ですが、本サービスの活用法は、ペットの飼い主向けに限りません。人間の顔をも認識し、どの犬や猫に似ているか、そんな使い方もできるサービスです。

■3つの要素から成るゲーミフィケーション

『Dog Scanner』『Cat Scanner』はさまざまな用途で利用できます。

POINT1:画像認識機能を活用したエンタメ化

カメラを使用するか、ギャラリーからペットや気になる犬/猫、人の写真をアップロードします(ハムスターなど他の動物や、イラストでもOK!)→数秒以内にアプリが品種の結果を決定します。

この画像認識機能は、ゲームでいうところのアバター生成機能と同じ役割を担っています。

実際の写真を、画像認識で猫や犬に置き換える事で、「どの品種が選ばれるのだろう」というワクワク感と実際に選ばれた時の驚きは、画像認識機能を活用したエンターテイメント化と言えるでしょう。

POINT2:もっと写真を撮って判定したくなるコレクション機能

判定結果で登場した品種は全てコレクションとして記録されます。

ユーザーは、野良猫や知人の写真をアップロードし、様々な品種を図鑑に集めて楽しむことが出来ます。

このコレクション機能は、ものを集めたいという貯蔵欲求を満たす効果があります。

これはゲームでいうところの、キャラクターやアイテムなどを収集する面白さと、同じものになります。

ゲームという建て付けのアプリでなくとも、ゲーム性を取り込む事は十分に可能であるというゲーミフィケーションの発展性を感じるよい例でしょう。

POINT3:ユーザー同士の交流が活性化するSNS機能

画像認識の判定結果はアプリ内SNSに投稿できますし、アプリ外SNSでもシェア可能です。

SNSでのシェアをきっかけとして、ユーザー同士の交流が活性化しやすくなります。

このようなSNSのシェア機能は、ソーシャルゲームにおいても主要機能の一つとして活用されています。

サービスを通じてユーザー同士の価値観の共有やユーザーコミュニティの形成がされていく事で、サービスを継続する上でのモチベーションが高まり、サービスの継続利用率が向上します。

画像認識機能では、どのような写真もアップロード可能なので、さまざまな画像で楽しむことが可能です。また、画像認識機能→コレクション機能、画像認識機能→SNS機能のように、ひとそれぞれに合った楽しみ方ができる構成になっています。

■”楽しみ方を模索する”のもまた醍醐味

上述の通り、『Dog Scanner』『Cat Scanner』には、人それぞれに合った楽しみ方が出来る構成となっていますが、用意されたさまざまな機能を活用して、ユーザーはより発展的な楽しみ方を模索しているようです。

例えば、写真の代わりにイラストを投稿してみたり、ハムスターなどまったく別種の動物の写真でアプリを楽しんでみたり、はたまた野良猫記録として活用しているユーザーも実際に散見されます。

このように、ユーザーの欲求を満たすゲーミフィケーションの要素は、様々な応用が利くという事も、特徴の一つといえるでしょう。